とあるゲヱムの写真記録

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<<   作成日時 : 2018/09/12 20:27   >>

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自宅の最寄り駅は他路線との接続駅になっていて、ほぼ全ての列車が停車する中継駅だ。ほぼ全てというのは、有料特急の一部は最寄り駅ではなくその先にある、幹線が分岐する駅に停車するからで、そのあたりはもう列車の性格とか運営方針によるものだと思う。

で、最寄り駅の次の駅近くには電車の車両基地があって、その関係で最寄り駅を終点とする有料特急も存在する。そこでお役御免、そのまま基地に帰って一日の仕事は終わりと言う優雅な終業に見えるわけなんだけれども、まぁ電車がそこまで考えているかなんて判りようもない話だ。



ちょっと前にそんな、我が街終着の特急に乗って帰った時のお話。

最寄り駅は国鉄型配線の中継駅というわけで、上り一番線・回送二番線、下り急行三番線に下り緩行四番線、そして支線がその先に……という感じの構成になっているのだけれど、基本的に下りの特急や急行などの優等車種、退避設定なしの各駅停車は三番線に停まる。四番線は退避線で、追い越される列車が主にそこを使うわけだけど、まぁ空いてる時もある。

で、鉄道会社の看板である観光特急電車が我が最寄り駅に停車する時は、やはりストレートな線路上にある三番線を使うわけ。四番線に各駅停車や準急や急行を退避させ、ゆるやかな速度で堂々入場する特急の車体は品格を感じさせてくれるのだけれど、もう登場からずいぶん時間も経っているのでそろそろ後継車両の登場も噂され始めている。


そんなこととは関係なく、最寄り駅でサービス終了になる電車は基本的に四番線に入る。それはまぁ営業終了時に色々と確認もあるだろうし、寝こけている乗客を起こさないといけないし、忘れ物の捜索だってあるかもしれない。

さて、電車がスピードをゆるゆると落とし始めて車掌が案内のアナウンスを始めたくらいのタイミングで私は空いていた隣の席に置いていたかばんを手に取ると、進行方向右側の窓から流れる建物の列を確認する。いつも見る景色。じゃあそろそろ降りる準備でもしましょうかねと腰を上げた瞬間に、通路を挟んで反対側の席に座っていたおっさんがこっちを見てあわてたように席を立ち、持ち手とキャスターのついたでっかいかばんを引きずって出入り口のあるデッキへとダッシュをキメた。その真後ろの席に座っていたおばさんも顔を赤くしてそれに続いた。なんだありゃ、早く降りたいのかな?まぁどうでもいいかと私も席を立ってデッキに向かう。

電車はゆるゆると駅の場内に入場していく。先に立ったおっさんは進行方向左側のドアの前に仁王立ちして、脇からの侵入など許さんぞ!とばかりに両手をドアの幅に広げて立っている。おばさんもその後ろにぴったり張りついて、私がNo2よ!とばかりに行く手をふさぐ。

でも私はこの電車が四番線に到着することを知っているので、なんか変なことしてる人がいるけど関係ないやと、誰もいない進行方向にむかって右側のドアの前に立った。直後にポイント通過の鈍い衝撃が足元から伝わってきて、鉄道好きな私はその挙動と体にかかる荷重で待避線へ進路が切り替わったことを察する。つまり予定通りに四番線に進入しているわけだ。

停車まで数十秒というところになった時点で、おっさんは異変に気付いたらしい。そりゃそうだ、自分の目の前の窓からは留置線とその先の支線ホームが見えているはずで、降りるべきプラットホームはそちら側には存在しないのだ。そして彼は声を発した。


「なんだそっちかよ、ずるいなー」


何がずるいというのか(怒)。自分で勝手にそっちに行ったくせに、何がずるいというのだ。他人より早く降りようと焦って、確認もせずに判断を誤ったのは貴様ではないか。別に私がそちらに誘導したわけでもなければ嘘を教えたわけでもなく、勝手にそっちを選んでおいてずるいとは何様のつもりだ。例え心の中でそう思ったとしても、見ず知らずの他人の背中にそんな言葉を吐き付けるこいつはいったいどんな環境でそこまで無礼に無様に無思慮に育ってきたというのだ。

彼はそれからしばらくずるいずるいと連呼していたが、別にどうでもいいし相手にする必要も意味も全くないし、電車が完全に停車してドアも開いたので悠々と下車し目の前のエスカレータに乗ってその場を立ち去った私だった。




まぁこの件に限らないのだけど、最近とにかく事前の下調べが足りないと言うか、先のことを考えていないままに行動する人が非常に多くてうんざりしている。横に何台もある自動改札の一番左から入って大きく右に抜けていく奴とか(最初から右に寄れ)、大きな荷物を引きずりながらエスカレータを登りきった先で突然立ち止まって次に行く方向を確認する奴とか(狭い踊り場をふさぐな)、自販機にお金を投入してからどのジュースを買おうかな〜と考える奴とか(決めてから金入れろ)。

でも私は自分も至らない人間だと痛感する事しきりなので、そんな場面に出くわしてもまぁ仕方ないよ人間のやることだからねと心の中で溜息をつくだけにしている。指摘したってどうせ直らないし、そもそも見ず知らずの奴の素行なんか気にしていたらきりがない。自分だってどこかで他人にそういう思いをさせているかも知れないのだから、イラッとするのもお互い様だと考えたらもうそこでそのイライラもどこかに飛んでしまう。

頭の悪い奴がいるなーと思ったとしても、でももっと頭のいい人から私を見たら同じ感想を抱くかもしれないので、まぁどうでもいいことだとその気分そのものを捨てることにしている。他人にどう思われるかでなく、自分が自分の行動とその理念に納得できればそれでいいはずなので、ずるいなおっさんが自分を顧みて恥じることがないというのならば、それはそれでもういいんじゃないかと思うのだ。知らんおっさんがどう考えようが私の生活には全く関係ないし、直接危害が及ばないのならばそれはどこまで行っても他人事の地平から離れることはない。




なのでもう最近は野球観戦もしなくなった。球場にも行かないし、テレビも見ない(そもそも視聴環境がない)。ひいきのチームが勝てば確かに嬉しいんだけれど、でも結局は他人事だし毎年繰り返される風景の一つでしかないしと一歩引いて見てしまう。それはきっと、物心ついてからずっと関東の阪神ファンとして不遇の時代……俗にいう暗黒期が続き、それをなんとか越えてようやく辿り着いた2003年の優勝で、それまで積もりに積もった餓えも乾きもすっかり癒されてしまったからじゃないかと思う。

もうあいつらはダメ虎じゃない。ダメ人間とダメ虎で励まし合ってきたけれど、もう彼らは誰の助けも借りることなく堂々と光の当たる場所で歩いていける。これからは強豪チームの一角としてペナントレースに挑むのだ、ダメ人間との傷の舐め合いなぞ不要の一言で斬って捨てるべきなのだ。

優勝の余韻から醒めた瞬間にそんな思いが頭をよぎって、だから私は消極的阪神ファンになった。虎が好きだ、タテジマが好きだ。でも街の片隅でそっとそう思っているだけでいい。私はこれまでの阪神を渾身で応援してきて、そして報われた。これからの阪神は、きっと別の誰かが渾身で応援して、そしていつか報われる時が来るんだろう。掛布が、岡田が、バースが、真弓がいて三位に甘んじた虎を初めて見て応援しようと心に決めたあの時と同じように、井川や今岡や矢野やアリアスに魅せられた誰かが応援して行くに違いない。

それでも私はダメ人間のままだから、まぁ他人のすることについては明らかに大きく間違っていない限りは基本的にそれでいいんじゃないかと許容する感じでここまで来ている。何が正しくて何が間違ってるかの最終判断はきっと世界が終わらない限り無理なんだと思うけれど、少なくとも局面局面での判断を求められたならもう諦めて判断するしかないし、自らに利害関係が発生するのなら、あくまで自分目線での正誤の判断くらいはしてもいいんじゃないだろうか。つまり今年の自然災害などの状況を鑑みた場合、予定されている消費税増税の実行などは愚の骨頂!むしろ減税5%に戻せと考えるくらいは許されてしかるべきだと思うのだけれどどうなんだろうね。





ただ一つ言わせてもらえば、やはり移動の際の荷物はコンパクトにまとめることこそが至高である!ということ。これはもう松本零士の影響で、「おかしいな、大旅行に出るってのに荷物は体につけてるものだけだ」と言う鉄郎に対して「ほんとうのプロの旅人(トラベラー)はそれでいいのよ」と返すメーテルがもうカッコ良くてカッコ良くて。きみはプロかい?と続けて問う鉄郎をそうかもね、とさらりと流すあたりもまた大人っぽくてカッコいいのですよ。旅人と書いてトラベラーですよ?もうシビレる以外にどうすりゃいいってんですかw?

だから最近はやりのでっかいカバンをガラガラ車輪の音を立てて引きずってる姿を見ると、ああこやつはプロではないなと一人ほくそ笑むのだ。そんなもん毎日持って歩いて本当に中身全部使ってるの?というあたりはちょっと興味があるんだけれど、まぁどうでもいいことですなwww



今回はドラクエとは全く関係ないお話でした。





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