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<<   作成日時 : 2018/06/08 21:10   >>

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東芝のPC部門がシャープへ売却されることが決まったそうなので、東芝とかそのへんのパソコンについて色々書いてみようかと。


私は東芝のパソコンが好きでした。どうして過去形なのかについては追々書いていきます。

私のパソコンライフはNECのPC-98シリーズから始まりました。なので属性としてはPC-98大好き人間ということになるでしょう。今まで所有した98を列挙してみると、

・PC-9801 UV2(これは父の所有物)
・PC-9821 Model-S2(初代98マルチ)
・PC-9821 Ne/340W(初めて買ったノート)
・PC-9801 NS/L(もらいもののモノクロ386機)
・PC-9821 Xp/C8W(秋葉原でアウトレット品を激安購入)
・PC-9821 Xa13/W12(改造してメイン機に)
・PC-9821 La10/S8(軽快サブノート、長期間愛機に)
・PC-9821 Na7/H7(ジャンクを千円くらいで拾って再生)
・PC-9821 Na12/S8(同上)
・PC-9821 Na12/S10F(同上)
・PC-9821 Na13/H10(同上)
・PC-9821 La13/S14(同上)
・PC-9821 Es/340U(液晶モニタ内蔵省スペース、ジャンク再生)

記憶にあるだけでざっとこんな感じです。

なんでこんなにジャンク品を拾っているのかというと、旧型化したPC-98x1シリーズが安価に叩き売られていたからです。キートップの欠けやボディへのダメージが少ないものを見繕って買い、磨いてWindowsを入れて動いたヤッター!→次のジャンクを、みたいな感じでオモチャとして遊ぶために集めていたわけですね。なのでPC-9821Naシリーズについてはそれぞれ複数台を再生・譲渡していた記憶があります。4Kg近くあって持ち歩くには向かない子ばかりでしたw



時代の流れとは切ないもので、Win95からWin98に変わろうと言う頃にはもうNECの牙城はほぼ崩れ去っておりました。PCショップでバイトを始めた私は、型落ち品で激安処分となったとあるPCに心奪われます。

東芝Libretto30。

VHSのテープとほぼ同サイズのボディにWin95がカンペキに動く性能を詰め込んだ、夢のようなノートパソコン。モバイルギアのような独自OSではないという点に超心惹かれた私はそのグレーのマシンをあっさりと買ってしまうのです。私が手にしたリブレット達は、

・Libretto30(先輩にもらわれていきました)
・Libretto60(CPUがPentium100Mhzに進化)
・Libretto70(MMX120MHz→180Mhzに改造)
・Libretto100(画面が横800ドットに)
・LibrettoL1(省電力の互換CPU、サイズが結構大きい)
・LibrettoU100(PentiumM搭載、後日DVDドックもゲット)
・ほほえみくん(Libretto50ベースの生保レディ向け機)

とまぁこんな感じ。ほほえみくんはPentium75Mhzという時代にペンタッチ入力液晶画面を装備した面白い子で、ジャンク放出品を安価に手に入れて再生したものです。

東芝のノートパソコンは、ACアダプタの複電圧対応や海外保障などで実に売りやすい商材でした。マウスの代わりとして装備されたアキュポイントの操作性も良く、液晶画面の発色もオプション品の作り込み具合も堅実なビジネス機といった風体でしたね。最上位のテクラ、企業向けのサテライト、ホビー分野も視野に入れたサテライトプロ、モバイルPCのポーテジェ。どれも完成度の高い、安定して動く素敵なマシンでした。もちろんリブレットもその系譜にある、大胆なサイズに質実剛健さを組み込んだ楽しいデジタルガジェットでした。

当時秋葉原にあったチチブデンキ(まだあるの?)には東芝系のパーツが大量に在庫してあり、リブレットの液晶とかヒンジとか裏蓋とかを買いによく行きました。おじいさんが二人で店番していた記憶があります。

私が東芝PCをちょっとビミョーだなと思い始めたのは、ダイナブックSSあたりです。薄さの追求のためにアキュポイントを捨て、他社同様のタッチパッドに移行したのですね。ボディの色もおしゃれになっていき、「事務機」同然だったダイナブックが垢抜けていくと同時に、私にとって評価ポイントであった独自性というか、機械そのものと言った感じの魅力が薄れてしまったのです。

ダイナブックSSがアキュポイント装備で出て来ていたら、買っていたかも知れません。



Windows95〜Windows2000くらいの時期は様々なメーカーから色々なマシンが出て、実に面白かったことを覚えています。たとえば……

・IBM ThinkPad 535
・IBM ThinkPad 560
どちらもIBMのサブノート機です。535はB5サイズ、560はA4薄型の軽量PCでした。黒くシャープなボディには憧れましたね~。

・APPLE PowerBook 2400c/180
IBMの研究所が開発に協力したという話の、Mac版ThinkPad535といった感じのB5サブノートでした。メモリ増設が非常に難しかった記憶がありますよ。

・Canon イノーバ(型番不明)
プリンタの雄、キヤノンから出ていたノートPC。イメージキャラのイノベアーぬいぐるみなんてのも営業さんから渡されました。中を見てみたらデスクトップ用のCPUが入っていてビックリw

・SOTEC WinBookシリーズ
ソーテックも昔はちゃんとした自社設計のパソコンを作っていました。WinBook Birdは本体と各種インターフェース部分が分離する、ドッキング形式のモバイルノートでした。結構人気で、入荷するとすぐ売れた記憶があります。

・FUJITSU FMV-BIBLO各種
最初の頃はボディがへんな緑色だったんですよ。一太郎&ロータス123モデルとワード&エクセルモデルの他に実は「親指シフトモデル」なんてのもいたのです。

・SHARP メビウス各種
液晶は非常に綺麗でナンバーワンでした。でも筐体の作り込みがイマイチだったり、リカバリかけるとドライバがちゃんと入らなかったりと機械的には疑問符だらけ。メビウスジャンボなんていうバッテリーのないマシンもあったんです。

・Panasonic Let'sノート各種
最初のレッツは型番がALから始まる機械でした。その後CF型番のものが現代に続いていますが、これ違う部署の製品らしくて故障持込みが非常に面倒だった記憶があります。ぶっちゃけ松下のサポートは色々と面倒で、その悪印象で未だレッツノートに関してはほぼノータッチです。

・SANYO winky各種
サブノートとしては結構まとまっていた感がありますが、お客さんの反応はえっ三洋?という感じでした。白物家電のイメージはあっても、パソコンメーカーという感じではないですもんね。変なペンギンのキャラクターがあんまり可愛くなかったような……

・CASIO カシオペアFIVA各種
FIVAが付かない機械はPDAでした。FIVAはリブレットよりちょい大きいミニノートですがそっちに行くほどの魅力はなかったです。本体カラーとかキーボードとかの配色はオシャレだったんですけどねー。まぁどっちかと言うと、本体が終息してしばらく後に純正オプションのUSB接続FDDが超安価で大量放出されたので、それを買った印象の方が強いですw

・SONY VAIOノート各種
薄型のPCG-505で衝撃の復活を果たしたSONYでしたが、初代モデルのタッチパッドは静電式ではなく感圧式で、付属のペンを使っても反応が鈍く調整が必要なシロモノでした。でも超カッチョ良かったことは確かで、対抗各社も薄型のサブノートを続々投入してきましたが、堂々迎え撃って大勝利!な感じでした。Cシリーズというコンパクトモデルもちょっと欲しかったw


まさに百花繚乱だった時期を抜けた先は、コストダウンと共通化を「世界標準」という言葉で誤魔化す薄ら寒い場所でした。NECとエプソンはPC-98規格を捨て、富士通もFM-TOWNSの歴史に幕を下ろし、ソーテックはi-MacのパクりみたいなデザインのPC屋に成り下がり、そして東芝もそのグレーの筐体とアキュポイントを捨て去ってしまいました。尖った発想の機械は少なくなり、まぁパソコンもいよいよ趣味ではなく実用の時代になったということだねと自嘲気味に呟くことくらいしか、もう私に出来ることは残されていないようにも思えたのです。

リブレットは本当によく出来たマシンでした。メモ帳でhtmlを打ち自サイトを更新。お店のLANに繋いで業務でPOPを作って印刷したり、ネットで新製品の情報を検索したり。通勤時にはイヤホンを繋いでmp3ウォークマンとして使う毎日でした。だから、そんなリブレットすらもSSシリーズやFFシリーズで若干オシャレっぽく変貌してしまったことが、非常にショックだったのです。



その後、メインで使っていたLibretto100が性能的にキツくなってきたのでWindows2000搭載のLibrettoL1を買い、しばらくしてPentiumM搭載・intel セントリーノ規格のNEC LaVie G type Mへとメインノートは変遷していきます。持ち歩く機会がほぼなくなり、実際に使うメインマシンは自作のデスクトップ機となっていたので、LaVieの後にLibretto U100を買うまではモバイルコンピューティングという言葉自体と無縁になっていました。

U100もなかなか良く出来た機械で、ちっこいボディに見合わない高性能というかつてのリブレットを彷彿とさせるお気に入りのマシンでした。こやつはWindows7がちゃんと入らないらしいということで、台湾Acerのウルトラブック、Aspire1410が後継に導入されたのです。

まぁそんな感じで(どんな感じだ)、ついこないだ中古で買ったThinkPad X240がその1410を追い出してメインノートの座に就いたわけなのですが、実際数年前にノートが欲しいなと思った時には東芝のDYNABOOK KIRAが検討されたこともあったのです。富士通も薄型のSH90シリーズ、NECもLaVie Zなんてものを出していて、どれもそれなりに魅力的だったのですが……どうしてどれも買わなかったのかと言うと、「それらしさ」が各社共に見えなかったからです(個人の感想です)。

これはもう私の感覚が古いだけと言われても仕方ないことですが、東芝も富士通もNECも、どれも「ONLY ONE」な魅力に乏しいように思えて、実用は自作機で充足している今「どうしてノートPCを買うのか、買わねばならないのか」という問いに答えるだけの、「所有欲」に応える何かを満たしていないように思えたのです(個人の感想です)。


つまり、パソコンが広く生活に浸透した結果、逆に複数台のパソコンを敢えて所有しようとする行為が再度「趣味」の領域に回帰したと、まぁそういうことなんではないでしょうか。
そしてその趣味に応えるだけの魅力を、日本の重電各社が送り出したマシンが備えているのだろうか?機能的にも価格的にも……答えは「No」だったので、私はその時何も買わなかったのです。正直、東芝機も富士通機もNEC機もそのあたりに欠けていて、だから買うと言う選択に至らなかったのです(個人の感想です)。

Acerのマシンを買った時、非常なショックを受けました。その頃はさほど有名でなかったはずのメーカーの機械がとてもしっかりと作り込まれていて、実用上問題がないどころか実に快適なマシンだったのです。だから私は1410を、OSをWindows7から8、8.1、そして10と変えながらも使い続けてきたのです。ブランドに頼らない、モノそのものが持つ魅力。直接にその魅力を叩きつけられた衝撃は本当に大きなものでした。


だから、そんな1410がもう能力不足でどうしようもなくなってから中古でX240を買ったのも、X240が私の知るThinkPadの系譜にしっかりと繋がっているマシンだからなのだと思います。切るべき部分はあるでしょうし、外す機能もあるでしょう。それでも残すべき何か、メーカーとして送り出す際の本質の部分においては、変えてはならないところが確実にあるのだと思うのですよね。



SHARPに継子に出されるダイナブックは、今の時点でも既に私の好きだった四角いグレー筐体の、アキュポイント装備のダイナブックではありません。でも、これからもさらに違うダイナブックになっていくのでしょう。おそらくは、僅かにでもあったかも知れないかつてのダイナブックの残痕も綺麗に消えてしまうに違いありません。

ですがむしろ、そんなものは綺麗さっぱりと捨て去って、新生ダイナブックとして新しい魅力に溢れたマシンを出してくれることこそを願って止みません。過去を望んでもどうにもならないことを知っているのなら、明るい未来を願うしかないじゃないですか!安けりゃいい、使えりゃいい的な物体ではなく、所有する歓びを満たしてくれるデジタルガジェットが、これから先の未来に数多く誕生してくれることを私は願っています。



今はX240に非常に満足していぢっています。メモリと液晶を換装して、さらに好みのマシンに仕立てる予定です。同じThinkPadのL380がちと気になり始めていますが……w





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